ぱんぱかパ〜ン、記事ができましたぁ。
今日は「クリエイティブになる方法」No.24の翻訳をお届けしますよ〜ん。
只今、チョウ、腰痛で苦しんでますよ〜ん。明日のためのパ〜ン焼けましたよ〜ん。早く寝ますよ〜ん。
原文はこちらになります。
HOW TO BE CREATIVE (LONG VERSION)
一部の翻訳は、LifeHackerに掲載されています(そちらは別の方の訳です)。
24. インスピレーションを探すことを心配するな。いずれそれはやってくる。
インスピレーションが先にあって、創作したいという望みが生じます。その逆はありません。
私が名刺の裏に漫画を描き始めた1つの理由は、それをいつも持ち歩くことができたからでした。下町に住んでいると、色々な場所を歩き回ることに多くの時間を費やすことになります。そういう状況にうってつけのアートの形が欲しかったのです。
ですから私が道を歩いていて、突然何かを描きたくてたまらない状態に見舞われた場合、急いで近くの公園のベンチかコーヒーショップへ行き、バッグから白紙のカードを取り出して、すぐにやるべきことに取りかかることができました。継ぎ目なく、楽に、悩まず。良い方法です。以前、私が大きな仕事をしていた時、通りを歩いていてアイデアが浮かぶごとに、そのインスピレーションが頭の中を取り巻いているうちに、私はやっていることをやめて自分のスタジオに引き返さなければなりませんでした。私がスタジオに戻ってくるまでに、10回中9回ほど、インスピレーションが浮かんでは消えていき、無駄足を運ぶことになってしまいました。確かに、とにかく描き始めますけど、まさにその瞬間で起こっていた何かではなくて、いつも記憶を描いているように思えるのです。
もしあなたが生活を営む上で、何かをしたくてたまらない感じになることと、仕事をするようになることの狭間で悩まなければならないのなら、それはあなたが馬の前にカートを置いているようなものなのです。恐らくあなたは「私、アーティスト、創作しないと(汗)、後世に沢山の何かを残さないと(汗)」といった非生産的なメロドラマを生み出しています。あなたにとっても、他の誰にとっても、面白くなんかないでしょう。
インスピレーションが浮かんだ瞬間を絶対に最大限に活用しやすくするような仕事の仕方を見つけなければなりません。インスピレーションは決して都合の良い時間にやってくるわけではないのだし、長い間それが続いているというわけでもないのですから。
逆に言えば、「ライターの障害(ブロック)」や「アーティストの障害(ブロック)」とかそういったものに悩む必要もないのです。もし、1枚の白紙を見て、何も浮かんでこなかったら、他のことをやれば良いのです。ライターの障害(ブロック)は、何も言うことがないように感じる症状であり、そして同時に何かを言う必要があるように感じる「べきだ」という、むしろ奇妙な考えもついてくるのです。
何故か? あなたが何かを言いたいのなら、言えばいいんです。そうでないなら、その状態が終わるまでの間は黙っているのを楽しんでいればいいんです。ノイズはそれほど時間もかからずに帰っていくでしょう。その間に、大きくて幅広い世界へ出て行って、いくらか冒険をして、英気を養っていた方が良いでしょう。何かを創りたくもないのに創ろうとするのは、わざわざ会話をするという目的ためだけに会話をするようなものです。そのような会話は本当はお互いが理解し合えるものではなく、歳を取った酔っぱらいの酒飲みのように、ダラダラと続いていくだけです。
世の中には、人のインスピレーションを簡単に殺してくれる良いシステムが整っております。例えば、学校の時間割、理論的根拠の曖昧なマナー、偏見に満ちた世間体、などなど。世の中は監視されていて、少しでも変態な行動をとれば、白眼視されます。たとえそれが、何かを犠牲にするわけでもない、滑稽なものであったとしても。
私も高校のとき、帰りのスクールバスの中で、ふと思いついたことを記録に残そうと思い、おもむろに紙とシャーペンを取り出しましたが、周囲の目やどことない否定的な邪念に妨げられて、うまく言葉にできなかったという悲しい経験が多々あります。一番青春を満喫できるはずの年齢で、あれだけの抑圧があったのです。
しかし、怪しい行動をとらなければ、私たち(変態)は、本当に大切なことを記録に残せないという側面もあります。そのため、ある程度は先に上げたアンチ・システムに打ち勝つ必要があります。
幸いなことに、現代は昔に比べれば記録を残しやすい時代です。例えば、電車に乗っている時、自分を癒してくれるオリジナルのメロディがインスピレーションで浮かんできました。このメロディなら他の人にお届けしても楽しんで頂けること請け合い。さぁ、今すぐiPhoneを取り出してボイスメモを起動して鼻で歌うんだぁ。
(´−`)。oO{ なにあの人? }
(´−`)。oO{ なんだ、精神障害者か…。 }
(´−`)。oO{ こらっ、子供が見ちゃいけませんっ!! }
とまぁ、極端な例ではありますが、メディアの種類や手段の程度はあれど、クリエイティブの源泉をその瞬間に忠実に記録するのは、現代の技術や社会背景を勘案すると、未だ至難の業だったりするわけです。
直感やインスピレーションというのは、科学的には説明できない神の領域に本質があり、私たちを支える大切なものが含まれていると感じます。ですから是非とも記録に残しておきたいものです。まとめると、記録に残すために重要なカギとなる条件は次の通りです。
・自分自身を最大限に解放できること
・どんなタイミングでも対応できること
・記録方法に周囲が寛容になれること(ちきしょー無理だろうな)、あるいは、周囲に影響なく記録できる方法があること
少なくとも心の中には何を思ってもいいんだという自由を取り戻しましょう。そして少なくとも、そこから出てくる直感を大切にしましょう。この世に生きてる限り社会への配慮も大切かもしれませんが、その世の中を変革するかもしれない自分の中からわき上がる新しい観念の方が、もっと大切だったりするのですから。